飽きたというと印象があまりよくないので、正しくはマンネリですね。
数年仕事をしていると慣れと余裕が出てきて、他の仕事をしてみたいと考える人もいるのではないでしょうか。
そんな方に仕事の選択肢を参考にしていただきたいです。
Contents
飽きたと思ったときに考える選択肢
分野を変えてみる

一般歯科での予防処置が業務のメインでマンネリした方が矯正歯科・小児歯科へ転職する
といった感じで、このパターンの人はマンネリでも言い方によってはキャリアアップに聞こえますね。
履歴書・面接もスムーズにいくパターンだと思います。
今現在の分野が理解出来るようになったからこそのマンネリパターンなので、マイナスイメージにはならないです。
今の歯科業界のトレンドは、今後の高齢化ニーズに備えた訪問歯科や、子供にお金をかける家庭が増えているので矯正歯科の需要は高いです。
求人を探す時間がない・一人で転職活動をするのが不安な方は、転職エージェントに相談してみるものいいでしょう。
希望の専門分野・給与・勤務時間など条件を伝えると、担当のエージェント(仲介人)が希望に沿った医院を探してくれます。
もちろん無料です。
必ず面接をしなくても大丈夫です。
見学・面接後に合わないなぁ・・・と感じたらエージェントに伝えるだけで、自分自身で医院に連絡する必要はありません。
気になる求人がある場合には問い合わせも可能です。
歯科衛生士の資格を持ったエージェントもいるので相談しやすく、LINEでエージェントと気軽に連絡しやすくなっています。
認定資格を目指してみる
歯周病認定衛生士を目指すぞ!も、もちろん◎
1つの分野を極める為の資格取得は周りからの評価も高くなるでしょう。
認定衛生士はたくさん種類があり、主催している団体も多数あります。
臨床経験が5年以上ある衛生士はケアマネージャーの資格を取得することも可能です。
(更新の必要のある資格です)
超高齢化社会の現代では持っていて良い資格でしょう。
歯科業界とは関係のない資格も◎
私が今興味のある資格はFP(ファイナンシャルプランナー)です。
人生お金に賢く生きて行きたいので、まずは3級取得から頑張ろうと思っています。
本業以外のことに脳を使うと頭の中リフレッシュされますよ。
『美容が好きだから美肌スペシャリストの資格にチャレンジしてみよう』
『カルテの字をきれいに書きたいからボールペン字講座を習ってみよう』
『絵を書くのが好きだからイラストを習ってみよう!』
など、きっかけは何でも大丈夫です。
後のキャリア形成や副業に繋がる可能性もあります。
歯科業界の多職種に転職してみる
歯科材料ディーラーに転職(ヨシダ・ササキ・ヘンリーシャインなど)
歯科業界の経験があれば、入社前から知識があるので周りと差がつきます。
先生とのコミュニケーションにも慣れているので話が通じやすく好かれる可能性があります。(現状仕事していても話の通じない営業さんはストレス溜まりますよね)
展示会やセミナーの参加がある時は土日の出勤もあります。
歯科メーカーへの転職
オーラルケア・スリーエム(3M)・サンスター・GC・白水貿易・松風など
クリニックへの商品説明、セミナー講師、商品開発などが業務になります。
資格・キャリア・知識があるからこそ出来る仕事はやりがいもあって、周囲からも信頼される存在になるでしょう。
年収も400万~と医院で働く歯科衛生士と同水準で働けます。
その他の一般職
歯科業界にもIT化が進んでいて新しいサービスが常に出ています。
スタッフの採用代行や、事務代行などの企業も出てきています。
経営者である歯科医師の本業は治療なので、他の業務は業者に任せてる医院も多くなっています。
立ち上げたばかりのベンチャー企業なども多く、将来歯科業界には欠かせないサービスを提供する企業の成長に関われるかもしれません。
今後の歯科衛生士の新しい働き方の1つになると思います。
思いっきり分野を変えてみる
今まで歯科業界以外でやってみたかった事、ありますか?
- いつか独立して自分でビジネスをしてみたい
- やってみたかった動画配信をしてみたい
- 人材不足のIT業界に挑戦してみたい
- 一般企業に就職してみて外の世界も知りたい
一度他の業界に身を置くことで気が付く事はたくさんあるはずです。
必ず身になりますよ。
もしまた歯科衛生士として働きたくなったら、戻ってくればいいだけの事です。
(実際私も出戻り組です)
まとめ
長いこと1つの業界にいたら必ずマンネリもついてくると思います。
このマンネリに上手く付き合って賢いキャリア形成をしていきたいですね。
何かに挑戦することに遅いも早いも年齢も関係ありません。
歯科衛生士という国家資格を武器に上手く利用して、人生楽しく過ごしていきましょう!