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仕事

歯科衛生士・歯科助手が転職に失敗してしまう理由・いい歯科医院の見つけ方

そろそろボーナス後に転職を考える歯科衛生士・歯科助手の方が増えてくる時期になりました。

なかちゃん
なかちゃん
歯科業界の転職は成功と失敗の差がものすごく激しい業界です。

また働きにくい医院に来てしまった・・・なんてことにならないように、あらかじめチェックポイントを抑えておきましょう。

歯科衛生士が転職に失敗する理由4つ

1焦って決める

ももたす
ももたす
2か月後に辞めるって言ったから、すぐに次の職場決めなきゃ!

という気持ちで転職活動をしていると、どうしても焦りが出てしまって(まぁここでもいいや・・・)という思いが強くなってしまって妥協しがちになります。

  • 本当はもっといい条件の医院があるはずなのに・・・
  • 見学で感じの悪いスタッフがいたけど、もうしょうがないや・・・
  • 給与いくらでるかわからないけど、もう今更聞けない・・・

本当はもっといい環境の医院を探したいのに転職期間の期限を設けてしまうことによって妥協してしまうと、結局自分の働きたい歯科医院に出会えないで転職してしまうパターンです。

今回の転職は

  • キャリアアップなのか
  • 給与アップなのか
  • プライベートの時間の確保なのか

など、自分の中で転職のテーマの軸を決めて求人を探してみましょう。

2見学しない

見学せずに面接!は絶対にやめて下さい。
10分だけても院内の中を見学するだけでいろんな情報が手に入ります。

  • スタッフの年齢層
  • 消毒・滅菌方法
  • 患者さんに対する対応
  • スタッフ間の仲の良さ
なかちゃん
なかちゃん
私も実際に見学の印象が良くなくて内定を断った医院あります。

今は見学してから面接の流れが一般的なので遠慮せず見学可能か聞いてみましょう。

オープニングスタッフの募集や、引き抜きの案件は実際に医院の見学が難しい事が多いです。
働いてみてから医院のことや院長のことを知ることになるので、面接での話だけを鵜呑みにしなしようにしましょう。

3質問しない

見学・面接の際に、聞きたいことリストをしっかり作っておきましょう。

些細なことでも聞かないままに働きだして

ももたす
ももたす
こんなの聞いてない!なんで言ってくれないの!怒

となっても、聞かなかったあなたが悪いです。

4周りに流される

きっと周りの同業者に転職の相談をみなさんするでしょう。

正直、自分のことじゃないのであなたの相談に対して適当な返事をしている人もいます。

  • 納得している環境の医院なのか
  • 長く続けられそうか
  • 前の医院に戻りたくならないか

他の人の意見に流されないような強い意志が持てるまでは、すぐに決断する必要はないと思います。

いい歯科医院の選び方

1紹介

信頼できる人からの紹介はいい医院の可能性が高いです。

紹介する側も、関係性があるので働きにくい医院は紹介しません。

なかちゃん
なかちゃん
先生方は医局や大学の繋がりで転職する人が多いイメージ。
結局そこで働いている人の生の声が一番信頼できるよね。

2自分のやりたいことが出来るか

 

歯科医院でも専門性が高い医院なのか、一般歯科だけの医院なのか、自費の医院なのか、、、

それだけで仕事内容が変わってきます。

中には、受付や会計業務までやる医院もあるでしょう。

見学・面接時にアポ帳を見せてもらうと働くイメージが掴みやすいです。

3院長・スタッフの雰囲気

実際に見学してみると、すごく不愛想なスタッフが在籍していたり、院長の手技が荒かったり・・・

いろんなことが見えてきます。

求人の文字だけの情報ではわからない空気感や医院の雰囲気を感じとって、自分に合うかどうかを見極めましょう。

4クチコミ

いいと思った医院のグーグルのクチコミは絶対に見ましょう。

患者さんの生の声は信憑性があります。

治療受けて良かったことはなかなか書きませんが、悪かったことは治療後すぐにでも患者さんはクチコミに書きます。

ももたす
ももたす
先生が治療中にスタッフに怒鳴ってるとか書いてありました・・・
なかちゃん
なかちゃん
ほら、めっちゃリアル。場所選ばずに怒るタイプのドクターじゃん。

クチコミが良すぎる医院は身内に依頼して書いてもらってる可能性も高いので、平均で3.8くらいの医院がリアルなクチコミだと言えます。

5就業規則がある

個人のクリニックは経営者である院長が雇用に関する知識がなく、有給制度や残業代の計算方法などを知らずに雇っている可能性が高く後からトラブルになることが多々あります。

なかちゃん
なかちゃん
働く上でのルールが決める医院はいい医院といってもいいと思います。身勝手なことを言い出すスタッフもいなくなるし。

雇用の知識のない院長の場合は第三者が就業規則を作ることもあるので、歯医者独自のルールではなく一般社会のルールで働くことが出来ます。

  • 書面で就業規則があるのか
  • 入社時に雇用契約書にサインをするのか
  • 就業規則の書いている書面が手に取れる場所にあるのか
ももたす
ももたす
今までこんなの見たことない・・・
なかちゃん
なかちゃん
若い先生の比較的新しい医院はあって当たり前になってるけど、年配の先生の所はなさそうだね・・・

まとめ

なかちゃん
なかちゃん
ここに書いたこと、歯科医院を転々とした私が身をもって大事だと思ったことの全てです。

昔は(10年くらい前)歯医者で働くなんてこんなもんだろ・・・と思っていろいろと諦めていましたが、ここ数年で若い先生方の開業に伴い働きやすくなってると感じています。

ももたす
ももたす
診察時間とかも短くなってる印象!朝から夜までやってる医院もちゃんとシフト制になってるし。

事実、世の中にはいい先生方たっっっくさんいます!

歯科業界も技術の進化と共にまだまだ活気のある業界です。

私達は今まだ売り手市場なので諦めないで時間をかけてでもじっくり転職活動してください。

もし!!もしも!!!
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