歯科業界の就職・転職は一般社会の普通が普通じゃない事が多いです。
医院独自ルールがたくさん存在する医院もあるので、
入社後に後悔しないように今から聞くことリストを作りましょう。
Contents
労働条件これは必ず聞け

残業
1日の残業時間を具体的に、何時に病院を出れるのかを聞く。
曜日によって残業時間に変動はないか。
(外科のある日・矯正日は遅くなるなど)
残業代は何時から何分単位でいくらでるのか。
まで聞くようにしましょう。
祝日
祝日がある週はどのような休みになるのかを確認しましょう。
祝日休みでも公休が出勤になる場合がよくあります。
もしくは祝日休みに有給を使う医院もあります。
勝手に有休が使われる可能性があるので先に確認しましょう。
有給休暇
有給休暇が何日付与されるかを確認しましょう。
初年度入社半年後に10日間支給が一般的ですが、
医院によっては計画的付与で5日のみ、
ということもよくありますので必ず入社前に確認しましょう。
健康保険
社会保険完備という記載でも、歯科医師国保か協会けんぽの確認はしておきましょう。
医療費窓口負担 3割に変わりはありませんが、保険料や任意継続保険の制度が異なってきます。
産休・育休
基本的には1年以上勤務していれば産休育休を取ることが可能ですが、
勤務先によっては3年以上いないと認められないなど独自ルールを定めている医院もあります。
今すぐ出産の予定がなくても、少しでも可能性があるのなら聞いておきましょう。
拘束時間
9時診察開始の場合は8時半に出勤する、なんてことよくあります。
朝の準備は勤務時間に含まれるのかも大事なポイントです。
昼休みは時間通りに休憩に入れるのか、
帰りは受付が終わるのを待つのか、
など細かい時間も聞いておきましょう。
労働環境これは聞け

歯科衛生士業務
- 歯周初期治療がメイン業務の場合はアポイント時間は何分取れるのか。
- 片付けは助手さんがやってくれるのか。
- 診療補助はあるのか。
歯科助手業務
- 印象(型取り)はやるのか→基本的に歯科助手さんは患者さんの口に手を入れる行為はしませんが、稀にやる医院もあります。
- 受付のみ・アシストのみ、またはどちらもやるのか。
- レセプト業務はあるのか。
人間関係
- 欠員補充の場合はその理由。
- 一番のキャリアのある人は何年在籍しているのか。
- 意地悪な人はいないか。
- すぐに人辞めていくが辞めていく医院ではないか。
その他
- 外部セミナーの金額は負担してもらえるのか、レポートの提出は必要か。
- 院内の勉強会は行っているか、勤務時間内にやっているか。
- 智歯の抜歯は院内でやるのか、大学にすぐに送るのか。
- 歯周外科はやるか。
- 多い患者層。
まとめ
紹介会社を利用して転職をすると、あらかじめ聞きたい内容をエージェントに聞くことができます。
もし聞き忘れたことがあれば、見学・面接後に聞くようにしましょう。
どの項目も入社後に知ってガッカリしたことのある内容なので、
これから面接・転職予定の方はご参考にしてみてください。