歯科衛生士の本音
都内で働く歯科衛生士がキャリアやお金の情報を発信中
転職

歯科衛生士の転職失敗談。面接で落ちました。

なかちゃん
なかちゃん
結婚して引越しに伴って、転職したんです。
30歳の時。
そのとき人生で初めて面接落ちまくったんです。
ももたす
ももたす
資格持ってて面接ってそんなに落ちます?
なかちゃん
なかちゃん
って思うよね・・・
今は良い職場出会えたけど、当時は本当に落ち込んだ。

歯科衛生士の面接、なんで落ちたの?

人気のオープニング募集を狙った

引っ越して気持ち新たに!と前向きな時って、オープニングスタッフの募集に目が行ってしまうんです。

人間関係も設備も新しく、そんな環境に身を置きたくなってしまい2つの医院に面接にいきましたがどちらも不採用。

オープニングっていうだけですごい数の応募来るんですって。

地域差ももちろんあると思いますが、東京では採用枠3人に対して応募だけでも50人は来ると言う先生もいました。

なかちゃん
なかちゃん
全員面接するのはちょっと・・・という先生もいるので面接してもらえただけいいのかな・・・。

恥ずかしい話ですが・・・
求人サイトからスカウトの機能でお声かけていただいてオープニングスタッフの面接受けたんです。
スカウトだから!と、ほぼ内定のテンションで行ってたら、落ちたんです。笑
もうこれは私に問題があるんだと思います。

今後オープニングスタッフを狙って転職しようとしている方、ある程度の覚悟は必要です。
受かったらラッキー!くらいの意気込みで良いと思います。

オープニングスタッフの掲載求人数No1!
転職希望歯科衛生士登録必須のジョブメドレーの登録はこちら!


結婚したてで妊娠を疑われた

これは憶測ですが、採用側からしたらひっかかる要因の一つだと思います。
30歳で結婚=子供早めに欲しいというレッテルはゼロではないと思います。

実際のところはすぐに子供は考えていませんでした。

仮に子供が出来たら復帰もしやすいようにせめて2・3年は絶対に働こうと思っていましたが、こればっかりは約束出来ないです。

採用側もすぐに産休に入ってしまう可能性のある人より、長く働いてくれる可能性のある人を採用すると思います。

『子供は考えていますか?』
この質問、面接で聞かれたら男女雇用機会均等法によりアウトです。

意欲的に見られなかった

今までの働き方は正社員で1日8時間、担当制で一日中P処をする医院でした。
2年に1回くらいたま~にセミナーに行ってみたりするのみでした。

  • 転職したら何をやりたか
  • どんなことを学びたいか
  • うちの医院に貢献できることはなにか
  • 後輩育てたことあるか

この質問の対する答えを嘘でも考えていませんでした。
(今思えば本当に失礼な状態で面接していました、すみません。)

引越しがきっかけで転職しているとはいえ、資格をとってから年数も重ねている為医院が私を採用するメリットを伝えることが出来ずに、自己アピールが出来ませんでした。

日々のんびり仕事をしていたので、意欲的な姿勢が出せませんでした。

転職理由・志望動機も一緒に考えてくれる転職エージェントを探している方は、完全無料の転職エージェント【歯科転職ナビ】
をおススメします。

面接の改善方法

しっかり面接対策をした

1件目に面接した医院が大きめの医療法人のオープニングでした。

まだ病院自体が建設中でカフェ集合での面接でした。

面接官3人(院長・副院長・理事長)で事前に履歴書をメールで送りました。

今まで私の経験した面接が、医院の昼休みに伺って

院長
院長
今までどんな医院にいた?
どんなことしてた?
何曜日休みがいい?

と比較的ラフな雰囲気の面接が多かったので、ザ!!面接!!!といった雰囲気に緊張しました。

そして雰囲気に飲まれて全く質問に答えられませんでした。

結果はもちろんお祈りメール。
(このお祈りメールをもらう経験も初めてでした)

面接のポイント
  • 使い回せる回答はそのままにし、医院に合わせた志望動機を考える(条件で選んでいることは隠しつつ)
  • 長所・短所は?といった質問に対しての回答はどの医院で聞かれても使い回せるので、志望動機だけはどの医院に行くにしても新しい内容を考えました。(ヨイショも入れつつ)
  • ホームページや口コミを見てある程度の文章は考えて、キーワードを覚えるようにしました。

長く働きたいとアピールした

すぐに辞めそうな人はもちろん採用されません。

妊娠によって短期間での退職を疑われない様に、すぐに子供は考えていないと自分から言いました。

そして産後も復帰して正社員の保証はないけれども、仕事を続けていきたいと言いました。事実なので。

採用側が聞きにくいことを自ら言っていくスタイルにしました。

とにかく感じの良い人でいた

コロナ禍での転職だったので、マスク越しに笑顔を頑張りました。

最初の挨拶だけ距離を取って少しだけマスクをずらして挨拶するようにして、証明写真では表わせない笑顔を見せることもしました。

一緒に働く可能性のある人の第一印象、ものすごく大切だと思います。

見学の時もメモとペン持参で質問し、いつもより声も高めに受け答えしました。

なかちゃん
なかちゃん
やっぱり第一印象ってすごく大事!
それだけで合否が決まると言っても過言ではないです。

結論

最終的に面接5件・見学のみ2件で採用していただきました。

なかちゃん
なかちゃん
こんな事になると想像していなかったので、しんどかったです。

採用していただいて働いている今の職場は共通の知り合いの先生がいたり、院長と飲んでるエリアが同じだったり(笑)と偶然が重なり話が弾みました。

なかちゃん
なかちゃん
結局はお見合いみたいなもんだ・・・

地域によって歯科衛生士の求人数に差はありますが、まだ売りて市場なのでもっとスムーズに決まる人が多いと思います。

最初から3か所以上は面接することは覚悟して転職活動をすると気持ちが楽だと思います。

もし転職に行き詰ったとき、全然内定がもらえないときは私の話を思い出してリセットしてほしいです。