「入社してすぐ辞めたい」と泣いている歯科衛生士のあなたへ。その決断は、自分を守るための正解です。
「明日、目が覚めなければいいのに……」
そんなふうに思いながら、今、布団の中でこの記事を読んでいませんか?
せっかく国家試験を頑張って、期待に胸を膨らませて入社した歯科医院。
それなのに、毎日院長に怒鳴られたり、お局さんに無視されたり。
お昼休みも気が休まらず、トイレの個室でこっそり涙を拭いている。
そんな自分を「根性がない」「親にも申し訳ない」と責めているかもしれませんね。
でも、はっきり言わせてください。
あなたは、全く悪くありません。
入社してすぐに「辞めたい」と思うのは、あなたが弱いからではなく、その職場が「異常」だっただけ。
たまたま踏んでしまった地雷のようなものです。
私自身、歯科衛生士として現場を見てきましたが、世の中には「もっと早く辞めておけばよかった」と後悔する職場はあっても、「無理して続けてよかった」と思えるブラックな職場なんて一つもありませんでした。
この記事では、入社後すぐに辞めることへの不安や、「履歴書にどう書けばいいの?」という現実的な悩みまで、同じDHの視点で全てお答えします。
履歴書の「短期間の職歴」はどう書く?
履歴書には正直に記載しましょう。
履歴書で嘘の職歴を書くと「経歴詐称」となり、内定取り消しや懲戒解雇のリスクがあります。
一般的には「○○歯科医院 退職 一身上の都合」と書きますが、「教育体制の不一致により」「早期のキャリア修正のため退職」と書いてもいいでしょう。
面接で「なんでスグ辞めたの?」と聞かれた時の神回答
正直に答えたいところですが、辞めた職場とはいえ愚痴になってしまうのはNG。
面接という場での言い換え方を工夫してみましょう。
- 院長が怒鳴る・怖いパターン
→ 院長先生が少々気性の荒い方で、患者さんに対する接遇にも表れていて、理想の医療とかけ離れていました。 - 全然教えてもらえない
→ 患者さんと接する機会が少なく、このままでは得るものはないと思い早期に転職を考えました。 - 人間関係がドロドロ
→ スタッフ間の人間関係があまり良くなかったので、チームワークを重視し患者様に安心感を与えられる環境に身を置きたい
正直に理由を言う → 丁寧な言い回しに変換する
次の職場ではこうしたい → プラスの言い回しに変換する
を意識して、マイナスイメージを取り払って前向きな姿勢をみせることをおススメします。
短期離職=前向きなキャリア修正と捉えて言葉を変換してみるといいでしょう。
私からのメッセージ
「1ヶ月で辞めるなんて、社会人として失格だ」 「どこに行っても同じだよ」
そんな言葉を誰かに言われたかもしれないし、自分自身に言い聞かせているかもしれません。
でも、歯科の世界って、実はすごく狭いんです。
たった数人のスタッフと、一人の院長。
その狭い箱の中のルールが、この世の全てのように感じてしまうけれど、それは大きな間違いです。
想像してみてください。
もし、あなたの親友が「毎日怒鳴られて、ご飯も喉を通らない」と泣いていたら、あなたは「石の上にも三年だよ、頑張れ」なんて言いますか?
きっと「そんな所、今すぐ逃げていいよ!」って抱きしめるはずです。
実際に私自身も、私の友人も職場選びではものすごく悩んでいましたし、みんなでたくさん声を掛け合いました。
それなのに、どうして自分には厳しくしてしまうの?
あなたは、自分を壊してまで守らなきゃいけない職場なんて、この世に一つもありません。
今の苦しみは、あなたが「もっといい衛生士になりたい」「もっと誠実に働きたい」と願っているからこそ生まれている、真面目さの証なんです。
最近ものすごく感じることは、仕事をする上で「精神衛生」が1番大事なことです。
- 仕事をしている時間は仕事に集中できる
- 仕事の事を家に持ち帰って引きずらない
- 休日の予定が楽しみ
普通のことの様に感じますが、この普通のことが出来なくなっている状態は「精神衛生」が保たれていません。
歯科衛生士は、患者様を笑顔にする仕事です。
でも、あなた自身の心がボロボロで、笑顔が消えてしまっていたら、良いケアなんてできるはずがありません。
自分の機嫌を取り、心を健やかに保つことは、立派な『プロとしての仕事』の一つです。
心を壊してまで現場に立ち続けるのは、責任感ではなく、自分への虐待になってしまいます。
まずはあなた自身が幸せでいること。
それを最優先にしても、バチは当たりませんよ。
時代が令和になり、昭和・平成の働き方とは全く違う価値観で仕事をしている人が増えています。
まだまだ雇用主側(歯科医院)が時代に追い付いていないなぁ、と感じる場面もあります。
あなたは、また笑って働ける。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
今、この文章を読んでいること自体が、あなたが「現状を変えよう」と一歩踏み出した証拠です。
それだけで、自分を褒めてあげてください。
短期離職の傷は、時間が経てば必ず「あの時、勇気を出して辞めてよかった」という笑い話に変わります。
世の中には、あなたの優しさや技術を待っている歯科医院が、もっと他にたくさんあります。
「また同じ失敗をしたら……」と不安なら、まずは転職サイト(ファーストナビ歯科衛生士)
の担当者に「実はすぐ辞めちゃったんです」と正直に相談してみることから始めてみませんか?プロの力を借りれば、次こそあなたらしく輝ける場所がきっと見つかります。
あなたの人生の主役は、院長でもお局さんでもなく、あなた自身です。
少しだけ休んで心が軽くなったら、また一歩ずつ歩き出していきましょう。
私は頑張り屋さんのあなたのことを、ずっと応援しています!
一人で悩んで夜も眠れないなら、私にその重荷を少し分けてくれませんか?
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同じDHだからこそ、あなたの辛さが痛いほど分かります。
じっくりお話を聞きますね。


